ジェット戦闘機のフライドエンベロープを計算、作成します。揚力、抗力の空力特性と、空気流量、圧力比などからのエンジン性能を算定し、飛行領域の各高度、各速度の旋回抗力、余剰推力を求めます。これから、最大旋回能力、維持旋回能力、上昇力、飛行可能領域(最大速度、上昇限度)のエンベロープ(包絡図)を作成します。

F-22スーパークルーズエンベロープの作成
アフターバーナーを使用しないスーパークルーズ(超音速巡行)における推力と抗力との関係を求め、機体諸元(寸法比率)から超音速領域の有害抗力係数を推定し、開発要求からの設計性能制限を組み入れる、F-22フライトエンベロープの作成工程。

MiG-25のフライトエンベロープ作成
F-15と同じサイズ、デルタ翼、双垂直尾翼、双発、二次元インテークのMiG-25が、F-15を凌駕する上昇高度、高速度を獲得するための技術要素を考察する。

フライトエンベロープによる戦闘機の世代比較
同一フォーマットの上昇率のグラフで、戦闘機の四世代の進化の過程を見ることができます。進化は単一方向ではなく、技術の限界、戦場での現実、戦術理論の構築から複数の方向性を持った進化をして来ました。

フライトエンベロープ(F-15A)の精度-2
自作した計算モデルで算定したF-15の上昇率を、実機資料と比較しています。入手可能なデータと公式による計算で、どこまで実機と一致するのか?E-M理論のPs線図を含めて考察しています。

F-15実機資料と比較-1「旋回性能」 rev.4改訂
自作した計算モデルで算定したF-15のフライトエンベロープと維持旋回性能のグラフを、実機資料のグラフと重ねて比較しています。入手可能なデータと公式による計算で、どこまで実機と一致するのか?

F-15のフライトエンベロープ作成 rev.4改訂
本ブログは、PC表計算ソフト「Microsoft Excel」を用いて航空機の飛行性能の計算を行うものです。
機体、エンジン諸元とマッハ数で推移するパラメータをエクセル内で設定し、「揚力」「抗力」「推力」を計算、グラフ機能でフライトエンベロープを出力します。